RESTとエンタープライズアプリケーションと私
先日のエントリの続きというかなんというか。
WEBアプリケーションのREST化にはメリットとデメリットがあって、エンタープライズアプリケーションでは REST化によるメリットよりもデメリットの方が大きいんじゃないかなぁ、と漠然と考えていた訳ですが、ちょっと考え方を改める。
まずはじめに。オレが理解できた(と思い込んでいる)RESTのメリットは
- 統一インターフェースによる、他のWEB上のサービスとの連携の容易化(=狭義のREST?)
- ステートレスによる、スケーラビリティの向上
のふたつ(それ以外は正直よーわからんですよ)。
このうち、(1)については「エンタープライズアプリケーションで他のWEBサービスの連携ってあまりないんじゃない?」と思ってたんですけど、kakutaniさんや bakockさんのコメントを読んで宗旨変え。アリかも。
(2)については、なんだかイロイロ勘違いした上で否定的な感情を抱いてたのですが、「A Web-Centric Approach to State Transaction」や「Building Web Services the REST Way」を読んで勘違い解消。「消極的な肯定」にキモチが傾きつつあります。
ということで。オレの中での「RESTを用いたエンタープライズアプリケーション開発」は
メリット>デメリット
になりました。とはいえ、まだまだ情報不足の感は拭えず。エンタープライズアプリケーションへのRESTの実践投入はRESTfulなサーバサイドフレームワークの登場を待ってからでも遅くはないんじゃないかなぁ、などと日和ってみたり。
(続きはまた後で)
あと。
なんだか返答がノビノビになって申し訳ないキモチでいっぱい。